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★第7話 愛の手紙は誰の手で

(1773年秋頃・オスカル満17歳)

 アントワネットとオスカル。
自分勝手なアントワネット。クソ真面目で律義なオスカル。好対照の二人。
特にオスカルは常に相手を理解しようと真面目に考えているようだ。
確かに妃殿下付けの近衛士官とは言えオスカルも女。同い年で同じ女性、オスカルも心の片隅で、女として育っていたらこんな感じかなと比較して考えたこともあったはず。羨ましいと思ったかどうかは疑問だが。

 狐狩り(どうやら秋らしい)に出掛けたルイ16世は、オスカルに「私はみっともなくて自信がない」とぼやく。オスカルも口では言えないが、確かにそんな自信のなさじゃあアントワネットも振り向くまいとサジを投げている。一応「王太子ご夫妻を守る近衛兵です」と差し障りのないことを返答しているが、男は気合いよ!押しの一手よ!と思ったかどうかは不明。夫妻を冷静に見守るオスカル、やはり第三者。

 そして今回のメインテーマ。
アントワネットの気まぐれで出掛けた仮面舞踏会で、オスカル、アントワネット、フェルゼンの3人は運命的に出会う。と言ってもオスカルは二人の邪魔者のようだ。
その後アントワネットはやたらフェルゼンと謁見し、世話焼きのオスカルは危ないものを感じて一人はらはらする(本当にアントワネットは世話の焼ける女だ)。

 ところでフェルゼンはなぜアントワネットにひかれたのだろう?
そう言えば彼女もフランスでは外国人。一人でオーストリアからやって来たことが、同じ外国人であるフェルゼンには健気に見えたのだろうか。
そのフェルゼンは真面目で誠実で、ユーモアのセンスもある…ように描かれている。実にいい人なのに、なぜかその後の運命は厳しい。
オスカルは二人の仲を疑っているが、彼女が後になってフェルゼンに熱を上げる発端はこの地点あたりで、仲良くしている二人をどこかうらやましいと思って見ていたのだろうか。だがそんなそぶりが全然ないので、今はまだアントワネットの振る舞いを立場上、気を付けていただかなくてはと心配する程度か?

 ジェローデルも「オスカル隊長」なんて、すっかり部下ぶりが身についている。この頃はやたらアンドレとジェローデルがオスカルのそばについていて、後の三角関係を暗示している。でもこのノリの展開を見ていたら、よもや最後にオスカルが死ぬなんて思えない。
 で、今回はそのジェローデルがデュ・バリの陰謀を嗅ぎ付け大活躍。
オスカルはと言えばアントワネットのニセ手紙で逆上。主人アントワネットを守るのみならず、回りが見えないフェルゼンとアントワネットの二人のお守りを責任感たっぷりに演じている。…心配しているオスカルが健気。お疲れさま…。

余談……絵はきれいで、荒木伸吾ばり。

2000.7.14.up