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第18話 突然 イカルスのように

(1777〜8年頃・オスカル満21歳〜22歳)

 罠にはまってケガをしたオスカル。右腕の筋が半分切れているらしいが、背中の刺し傷は左だったのだが…と、これは余計なツッコミ。

 ばあやは派手に怒る。ジャルジェ将軍がばあやを慰めるが、この二人かなり仲が良さそう。ラソンヌ先生も再登場。
オスカルは4年ぶりにフェルゼンに再会するなりうれしそう。
なぜ、なぜなのだろう?

 4年前、アントワネットのためを思って、わざわざ追い返したくらいなのに、突然ここでオスカルがフェルゼンにホレなくてはいけないのか。いくらアンドレを助けるときにフェルゼンも一口乗ったからと言って、どう見てもオスカルとフェルゼンは生真面目で誠実そうな所は似た者同士。自分にないものを求める恋愛とは何か違う。
と、余談は置いといて、本題。
どうやらフェルゼンに恋心を寄せているオスカルだが、そんな心も押さえて、アントワネットの元にフェルゼンが帰って来たことをひとごとながら喜ぶ。
4年前、フェルゼンが去ってから、アントワネットは満たされず報われず、遊びほうけている。

「深い海のようなお前の目をどれほどあの方は喜ばれるだろう」
などと、オスカルはアントワネットの喜ぶ顔が見たい反面、どこか寂しそう。
いくらアントワネットがオスカルにとって仕えている主人だからと言って、そんなに律義な…のがオスカルの自分を犠牲にしてしまうところ。心にその恋を押し隠してしまう。
フェルゼンとロザリーも再会。二人は以前、タンプル街で会っており、さすが女の顔はよく覚えているフェルゼン。犯人はポリニャック夫人とわかってはいるがロザリーがそう言い出すのをオスカルは止めている。

 そしてフェルゼンと聞くなり、感情もあらわに喜ぶアントワネット。顔のアップが物語る。
竜騎兵の制服をアントワネットに見せに来て、一緒になってホレボレと笑うオスカル(なんで????)。
だが、フェルゼンがフランスに来たのは、結婚相手を探すため。
それを聞いてショックを受けるアントワネット。でもそう言う本人も既婚者だろうに、こんなところでレンアイしているヒマはないぞ。民衆は飢えているぞ。

一方、フェルゼンから苦しい胸のうちを打ち明けられ、男としての友情を求められるオスカル。「だが、お前はそれでいいのか、オスカル」自問するオスカル、恋の火は消せない。
そしてフェルゼンとアントワネットは自分の気持ちの持って行き場がない。いけない、とわかってはいるフェルゼン。
やむなく結婚させられたアントワネットもメリハリのない夫に愛情が持てず、恋心も仕方ないのだけれど、彼女の立場では恋愛もままならない。

 世話の焼けるフェルゼンは舞踏会の入り口で足踏み状態。時同じくアントワネットも舞踏会を抜け出す。お陰で茂みで偶然出会えて、お互いの気持ちが打ち明けられてめでたしめでたしだけど、あのラスト、原作のままとは言え、ヤッちゃったのだと誤解を受けるだろう。



2000.7.14.up