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第30話 お前は光、俺は影

(1788年4月中頃・オスカル満32歳)

 どうもこの二人、タイトル通りの「光と影」という雰囲気ではない。
アンドレがオスカルを陰ながら見守っているのは違いないけど、彼女を引き立てる影ではなく、お互い影響しあっている精神的には対等の二人。
アンドレが気配りでオスカルの身の回りの世話をする事はあっても、オスカルが彼に私用を命じることはない。お互い距離を置いているようで、実は相手を尊重し合っているのだ(7月12日の昼間に屋敷へ供をするようにと私用を命じているが、あれってどう見ても誘惑そのもの)。

 女を否定しようとしたオスカルと、彼女の魂を求めるアンドレ。しかし、近衛隊から衛兵隊へと転属したオスカルは、少しずつ彼にひかれていく。

 そう、衛兵隊での比較的平和なエピソードは何と二人の恋愛ドラマなのである。
隊長と隊員という上下関係にあるだけでそれを取り除くと、どうみても好きあっている男女。
自分の気持ちに素直になれない女と、女を愛するが故に寛大になりすぎた男。お互いに意識をしつつ手も握れない二人を見ているこっちのほうが、毎回ハラハラと緊張させられる。
これってホントはオフィスラブなのだったりする。…アンドレの気持ちがバレてからは、隊内でのうわさも激しかったであろう。

 オスカルは多分、一人の娘として、オスカルがオスカルであるだけで両親から愛されていたにもかかわらず、ただ一つだけ、男らしくなければ叱咤されてきた。何せあの、殴る怒鳴るのカミナリオヤジだからナ〜。

 人は何かたとえ些細な事でも、愛されるために条件が付くと、ありのままの自分には愛される価値がないと思い込む。だから評価されることをやらなければ、自分は愛してもらえないのだと必死になるという。
これが彼女の心を傷つけ「条件付きでなければ愛してもらえない」と思い込ませてきた原因だろう。
結局人は貪欲にできていて、愛されたい気持ちに限度はないらしい。

たとえどんなに愛されていても、その愛情の本質に気が付くのは愛してくれた人と別れた後、なんて言うのはよくある話。
幸い、オスカルは振り返って見て、今は両親の愛情に気が付いただろうけれど、生まれた時はそれどころじゃなかったはず。
物語には出てこないのでわからないが、「オスカルはオスカルのまま、ありのままのままで良い」というひとことを言う者はいなかったのだろうか。

 だが実際、ありのままの自分が愛されることも、ありのままの自分を愛する事も、ありのままの自分をさらけ出すことも、難しい。
オスカルに限らず、ままならぬ現実にがむしゃらに何かにぶつかっていったり、ほっとする物を探し求めるのは誰にでもある事だろう。

がむしゃらに男になろうとしたオスカル、前後を考えずに告白してしまったアンドレ。
だがやはりアンドレの存在は大きい。
素直に愛されている事実をもっと早くオスカルが気づいていれば、彼女も目の前にぶら下がっている幸せを見つけ、逃れることもなかっただろうに、と思う。

 それと、色々と語ってきたがオスカルはまだ幸せだったのかも知れない。たとえ、彼女が男らしくしていなければ激怒する父であろうとも、とりあえず両親から愛してもらえたし、彼女を慕う召使いや部下がいた。だがアンドレの場合、温かい家庭すらあったのかどうかも語られていない。
わかっているのは幼くして両親を亡くし、祖母に引き取られたことのみ。彼があの温厚な、人の本質を見抜きながら静かな愛情を人に注ぐ心の余裕を、どうやって身につけたのだろうか。

 ところで、ジェローデルとの結婚話を父も賛成していると聞き、大笑いするオスカル。
非常に怒っている…。めったに激怒しないオスカルが笑うということは、それだけ怒りが大きいのだろう。

 その頃、ジャルジェ将軍は懇意にしているブイエ将軍の口から、オスカルが女だからと言う理由で衛兵隊の隊員から不満の声が出ているという話を聞く。
また、ブイエ将軍はオスカルが優れた武官であることを認めつつ、不穏な空気が漂う危険なパリの警戒という、重要な任務に当たる衛兵隊の隊長の地位に彼女がつくことを懸念しているのだ。

 自分に相談もなく衛兵隊に転属した娘。もう父の手には負えない。こ
の物騒な御時世、彼女がどんどん離れて行く前に、女の生き方に戻さなければ何か不幸が降りかかる…予感がしたのだろうか。
父はブイエ将軍に、オスカルの結婚話を打ち明けている。

 近衛隊で王妃の護衛をしている時は良かったが、衛兵隊員が不満を訴えているように、女が男の世界にでしゃばっているのは何かと混乱の元になる。ちょっと斜に構えて解釈すれば、女は女らしく元気な世継ぎを産めば良いのだ…というところ。
何と、オスカルの敵は身分制度ではなく、都合のいい時は彼女を男として育て、必要なくなれば男社会から抹殺しようとする男本意の思考そのものなのかも知れない。

 その頃、自称婚約者のジェローデルはオスカルに会うためにわざわざ衛兵隊までやって来るが、冷たくあしらわれている。
だがこのジェローデル、なかなか素直で貴公子。悪い印象もないし、今オスカルが貴婦人に転身するならば受け皿にはもってこいだ。
ちょっとキザだが遊び人でもなさそうだし、性格もよさそうだし、オスカルを思う気持ちも真剣そのもの。この結婚話もオスカルにとって実際、悪い話ではない。
だが衛兵隊に転属したオスカルにジェローデルを振り返る余裕もなく、さらにアンドレの無言の訴えがオスカルの心を揺さぶっている。…全然、眼中にない。

 ところで、これまでアントワネットが歴史の流れの中心だったのが、以後は民衆側に視点が写り、ロベスピエールが頻繁に登場する。彼とその弟子のベルナールとサン・ジュスト。これよりこの三人が中心になって、歴史に関する進行を担い、未来を信じる男たちの姿が描かれる。

 おりしもサン・ジュストがテロリストとして暗躍し始め、お陰でオスカルたち衛兵隊も連日特別巡回に駆り出されるが、隊員は女隊長になかなか従わない。
アンドレは武人オスカルについては助ける出番でもなく、ただ静観しているのみ。
そんな事より、アンドレはオスカル隊長の従僕だということが隊員に知れ渡っている。彼こそ危険の真っ只中にいるのだ。

 オスカルはただ者ではないが、女だてらに隊長とは彼らも気に食わない。かと言ってうかつに手も出せず、そうなると矛先は自分たちと対等なアンドレへと向けられる。いつも損な役回りである。とばっちりもいいところだがアランは幸い、アンドレの本質は良いものだと見抜いているので疑いつつも友達の姿勢を崩さない。
だが、隊の中は何やら不満で殺気立っている。

 …そんなこんなのゴタゴタで、疲れ果てて屋敷へ帰るオスカル。荒っぽい男たちに揉まれて、さらに自分に厳しく当たっている彼女。
言うことを聞かない隊員たちの尻拭いで奔走したのかどうやら朝帰り(?)らしい。そこへ、話し合いをしようと父が待っている。
ちょうど疲れて帰って来てイライラしているオスカルは、ジェローデルとの結婚話でいきり立つ。
これまでオスカルを男として育て、武勲を上げると「それでこそわしの跡取り」と言って彼女を息子として認めていた父が、手のひらを返したように彼女のこれまでの人生を否定するとは。オスカルも呆れている。

それに彼女はつい先日、女を捨てる決意をしたのだ。当然、結婚する気などない。
女を捨てるつもりが、そのとたん次から次へと回りの男たちは彼女を女として扱うのだ。いらだつのも仕方ない。
ところが、いきり立つオスカルとは逆に父は、彼女を男として育て、要らぬ苦労を背負わせ、幸せにしてやれなかったといきなり涙ながらに謝る。
増して、あちこちで暴動の火が上がりそうになっている。いくら男として育てたとは言え、娘を危険にさらしたくなかったのだ。

 一方、どういう理由であれ、父の娘を思う気持ちを知ったオスカル、言葉を和らげ、男として育ったお陰で強く生きることができたと感謝する。もう彼女は気持ちの上では父から独立している。父に心配は要らぬといいたげな様子。
そして彼女はかつて燃えるような恋もしたのだと打ち明ける。だが、それは燃える恋心だけなのであって、この冷静思慮深いオスカルに「燃える」はあまり似合わない。そう、彼女には激情というより、もっと静かでお互いを理解しあい、全てを許しあえる深い愛情が似合う。もっともそれでは激しい恋愛マンガではないけれど。

 そして失恋すら男として育ったお陰で乗り越えられたというけれど、本当は女として生きられなかった分、より強くならなくてはいけないと自分に言い聞かせてきた結果なのだから、これは父の育て方が間違っていたことに違いない。彼にはそんな強がる娘の様子が余計に痛々しく見える。

 だが、いまさらその間違いに気が付いた父の説得も、かたくなに聞き流すオスカル。
そもそも彼女が幸せを感じるはずの「女性らしい気持ち」を認めなかった父が、自分の幸せから逃れてはいけないなどと説教しても説得力はない。
女性らしさは、彼女自身がこれから取り戻さなければならない感情なのだ。人から与えられるものではない。
とは言え父は、オスカルが「自分に厳しく」という条件付きで生きていくしかなかったのを、気が付いている。…父は自分の責任の重さをひしひし感じているのだ。

そう、彼女もこれまでの生き方を変えることはできない。積み重ねて来たものは彼女の人生そのものだから。これまでの人生を無駄にはしたくない。武人として誇りを持っている以上、彼女の生き方はこれからも軍服と共にあるのだ。
もし彼女が初めから女として育っていれば、知らずに済んだ苦労。でも女として育っていても、女としての苦労が当然あったはずだ。
女でありながら男のように行動し、彼女が広めた見聞はオスカルの掛け替えのない財産でもあるはずだ。

 さて、すっかりギャグ路線から脱却したばあやだが、行方不明のアンドレが衛兵隊に入隊しているのを知り、気になって面会に行っている。
オスカルとは個人的にも疎遠になっているアンドレも、ばあやからオスカルの結婚話を聞かされてしらじらしくトボケるが、動揺はとうてい隠しきれない。

 よりによって時を同じくして、いつかオスカルに剣で負けた隊員(頬傷男)たちが、アンドレに因縁をつけてケンカを売ってくる。
ヤケになったアンドレはこれまでになく大暴れするが、多勢に無勢で袋だたき。アランが駆けつけたときにはすでに決着はついていて、アンドレは倉庫でのびている。とりあえず新入りへの挨拶は済みというところ。

 だが、一目を置かれているアランはリンチした頬傷男たちをビビらせてアンドレに手を出すなと脅している。どうやら隊の中ではアランはボス格なのだが、彼とてナイフの腕(プラス人柄)があってこその実権らしい。
見世物も終わり人気がなくなった倉庫で、やれやれと言うふうにアンドレを起こそうとしたアラン、彼が泣いていたので驚く。
アンドレはオスカルの結婚話を悲しんでいたのだ。全ての話が理解できたアランは、やっと駆けつけたオスカルに親友アンドレの介抱をまかしている。「あんたに命がけだ」と笑いながら。

 アンドレはスパイなどではなく、ただのバカだった。アランはアンドレの事がますます気に入った事だろう。オスカルの事を「あんな男みたいな女」と、まるでこんな女になぜホレるのかわからないと言いたげな様子。親友として自分が見込んだアンドレを見守るアランの人柄がよく出ている。

一方、言葉もなくたたずむオスカル、自分の結婚話で傷つく彼の苦しみの深さを知る。アンドレの彼女を想う一途な気持ちが、自分のフェルゼンに寄せた「恋に恋する気持ち」とは違うものだと気が付いただろうか。
それに彼から求められているのは、オスカルが「弱くて恥ずかしい」と思っている女性的な部分。
オスカルは明らかにこの男から正面きって求愛されているのだ。だが、オスカルはおろおろするだけで彼の気持ちを受け止めることなど出来ない。恋の駆け引きなど出来るはずがない。…歳は取っていても(失礼な…)、心は少女のままなのだ。

だがアランから介抱を頼まれたって、彼女は実際アンドレの介抱など出来なかっただろうと思う。自分に焦がれている男が、愛する人の前でぶざまに倒れて男泣きに泣いているのだ。
オスカルはそれをぶざまだとは思わなかったけれど、彼女には男の気持ちが解る。
男の涙は見てはいけない…。オスカルは心を乱しながらも誰かに介抱を頼んだに違いない。

 その直後のジェローデルはタイミングか悪すぎる(気の毒としか言いようがない)。
オスカルを屋敷まで送る彼は、道中にあらゆる言葉で彼女を口説くが、オスカルの心はここにあらず馬耳東風状態。夕刻の背景までが砂漠みたいで、いかにも不毛な会話を象徴している。
ついこの間までフェルゼンがど〜したこ〜したと言っていたのに、今のオスカルは身分の違いすらものともしないアンドレの一途な気持ちをどう受け止めていいのか解らずメランコリック。
心の慰め・フェルゼンが抜けたオスカルの心の穴にまんまと入り込んだアンドレを、いまさら追い出すこともできず…。

 思えば、彼女がフェルゼンと踊ったのが1月頃だとすれば、衛兵隊に転属したのが4月。見合い話が出てアンドレが袋にされたのも同じく4月。6月頃にはラサール釈放の件で暴徒に襲われ「私のアンドレ」と叫んでいる事を思えば、フェルゼンへの思いはほんの半年ですっかり消えてしまったらしい。なんぢゃそりゃあー!

 確かにアンドレはタイミングがいい。フェルゼンと決別したオスカルの心の隙に入り込み、好き好き という意志表示で強く押す反面、決して体を求めるのではなく見守るのである。
これってけっこう地味だが、オスカルのように、愛を拒絶する女には一番いい薬かも知れない。これまで自分の女心を否定しなければ愛されなかった彼女には、人を信じる心と与え続ける愛情で、心の氷をゆっくり溶かさなければならないのだ。

 ジェローデルにすれば単なる物の例えで馬丁や従僕と言ったことにオスカルは腹を立て、あぜんとしている彼を振り切って背中を向けて去って行く。かなり気持ちがぐらついている。
不運すぎるジェロ様…。今回の最後に至ってはジャルジェ父からも、婿殿はジェローデルでなくても誰でもいいという風に言い切られ、立つ瀬もない。それはないぜ、とーちゃん!
普通なら、身分も違うし、ちょっと地味なアンドレよりはポイントが高いはずなのだけれど、オスカルは彼に心すら動かされない。きっと彼女の目にはアンドレ以外は男に見えないのかも知れない。

 それとオスカルが腹を立てていたのは、ジェローデルではなく、アンドレを侮辱している身分制度そのものと、我が身も含めてそれに甘んじている貴族たち全体に対してなのだ。

 その上、屋敷に帰るとドレスを着て舞踏会に出席しろと父に言われ、オスカルはますます心を閉ざす。
父はブイエ将軍と相談し、オスカルの為に花婿探しの舞踏会を開くというのだ。みんなタイミングが悪すぎる…。

 折しも、ブイエ将軍と間違われて狙撃されたジャルジェ将軍。あわてて鞭を持ったまま屋敷へ駆けつけたオスカルは父が無事と聞き、泣きながらへなへなとその場に座りこんでしまう。
張り詰めたものが解けると、オスカルはやたらと女らしい。そっとハンカチを差し出すアンドレ。彼が救いの手を差し伸べるのは彼女が可愛らしく、小さく見える時だ。
…屋敷にいるときはこの二人、幼なじみに戻るらしい。兵士たちには見せない、子供のような顔を、彼には平気で見せるのだ。当然、アンドレは彼女を放っておけないであろう。

 そして父を撃った犯人を必ず捕まえるというオスカル。だがそんな事よりもお前の花嫁衣装が見たいのだと、包帯も痛々しい父に言われてやむなく舞踏会に行くと返事する親孝行者。
 一部始終を聞いていたアンドレはその舞踏会に行くオスカルの供を命じられポーカーフェイスで引き受ける。だがアンドレの気持ちを知っているオスカルはやるせない。…今回は本当に二人のメロドラマ。

 当日の夕刻になって、舞踏会のために屋敷へ帰ろうと誘うアンドレに怒鳴るオスカル。
自分のことが好きなはずのに、父の命令で供を引き受けたアンドレに訳もわからず怒っている。すねているのだ…。部屋に入って来たアンドレに目も合わさない。
好きならなぜ行くなと言わないのか、オスカルは本当は引き止めて欲しそう。
それに「お供」というみじめな役を彼にさせるはずがないけれど、「そう簡単に私はヨメには行かん」だけではアンドレがまたまた悩みそうなセリフだ。

 ところで、舞踏会にはオスカル目当ての男たちがウヨウヨ。もちろん、財産・地位目当ての者もいるとしても、モテすぎ。
で、オスカルは軍服のままやって来て完全に結婚を否定して去って行く。
私は女ではない、一武官なのだと…。
ジェローデルは彼女らしい舞踏会のつぶしかたにただ笑うしかない。フラれたのだ。彼の引き下がり方も潔い。
余談:みんな気がついているだろうけど、オスカルのスパッツの色が違うぞー。

 ジャルジェ将軍も彼女のためとは言え今さら勝手な親の権利を振り回したことを後悔している。
彼もオスカルを男として厳しく育てて来たものの、娘の幸せな結婚を願っている平凡な父親に変わりなかったのだ。
 父を愛するあまりオスカルは自分の気持ちを犠牲にして、これまで彼の期待にできるだけ添おうとしてきた。そんな彼女の優しさがわかるだけに、今更ではあるが親として償いをしたいだろうし、父親としてオスカルには何倍も幸せになって欲しいだろう。

 父にとっては今度こそ、家の体面だけではなく娘自身のためによかれと思ってした事が、娘に拒絶されてしまう皮肉。
娘にとっても、父がありのままの愛情を初めてさらけ出した気持ちを知りつつ、今度こそは拒絶してしまう皮肉。どうせこの世はこんなもの〜♪。

 オスカルは子供のころから自分の気持ちを抑えてしまう子だった。それが自分の幸せを遠ざける結果になってしまい、彼はこの美しい娘が不憫でならないのだ。
彼の涙を見ているこちらも心が痛い。

 それと、たいそう父親思いのオスカル。
父のために涙する優しい彼女なら、もし普通に女として育っていても、父が困っている姿を見たら、進んで自ら男になる決意をしていたんじゃないかと思う。

 ベルばらとはオスカルが生まれたときにジャルジェ父が「息子として育てるぞぉー」と意気込むものと決まってはいるが、ここまで原作と違うアニメ版のこと。
オスカルが物心ついた頃、跡取り問題に悩む父の姿を見て男として生きる決意をしたという筋書きでもいいっかなー?とふと思う。



2001.1.28.up